健全図書協会「不健全表現例」を削除 アクセス殺到で これは嘘ニュースです
「不健全な表現例」(刺激が強いためモザイク・縮小加工しています)
「健全な図書の普及と不健全な図書の廃絶」を目標に活動する日本健全図書協会は、過度な暴力や児童ポルノにあたる書籍の流通を監視するNPO法人。これら不健全な書籍を発見次第、各自治体に通報するとともに、出版社には自主回収を促してきた。
また同協会では「不健全な表現例」として、暴力描写やわいせつ性の高い文章・画像を自主製作し、協会のウェブサイトに掲載。「このようなモラルに欠ける表現は人を傷つけます」として、広く警告していた。
しかし今月に入って「不健全な表現例」のウェブページが削除され、見られなくなっていた。協会の担当者によると、警察当局から「公開している不健全画像が海外で評判になり、アクセスが殺到している」との指摘があったため、急きょ公開を中止したという。すでに画像は各国語に翻訳され、海外サイトでは自由に閲覧できる状態だ。
「不健全な表現例」については、以前から「1行読むだけで吐き気を催す」「200メートル離れて見てもまだわいせつ」「不健全な人間にしか書けない作品」などとして、国内でも一部のネットユーザーを中心に話題になっていた。