Kyoko Shimbun 2015.12.10 News

健全図書協会「不健全表現例」を削除 アクセス殺到で これは嘘ニュースです

「不健全な表現例」(刺激が強いためモザイク・縮小加工しています)
 NPO法人「日本健全図書協会」が、同協会のウェブサイトに掲載している「不健全な表現例」を警察当局からの指摘で削除していたことが、10日までに分かった。公開している文章やイラストの不健全性が極めて高く、海外からのアクセスが殺到していたという。

 「健全な図書の普及と不健全な図書の廃絶」を目標に活動する日本健全図書協会は、過度な暴力や児童ポルノにあたる書籍の流通を監視するNPO法人。これら不健全な書籍を発見次第、各自治体に通報するとともに、出版社には自主回収を促してきた。

 また同協会では「不健全な表現例」として、暴力描写やわいせつ性の高い文章・画像を自主製作し、協会のウェブサイトに掲載。「このようなモラルに欠ける表現は人を傷つけます」として、広く警告していた。

 しかし今月に入って「不健全な表現例」のウェブページが削除され、見られなくなっていた。協会の担当者によると、警察当局から「公開している不健全画像が海外で評判になり、アクセスが殺到している」との指摘があったため、急きょ公開を中止したという。すでに画像は各国語に翻訳され、海外サイトでは自由に閲覧できる状態だ。

 「不健全な表現例」については、以前から「1行読むだけで吐き気を催す」「200メートル離れて見てもまだわいせつ」「不健全な人間にしか書けない作品」などとして、国内でも一部のネットユーザーを中心に話題になっていた。

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 「いじめられている諸君、自殺するくらいなら復讐せよ」と呼びかけ、「ハングル語なんてありません」と喝破する。天皇制・保守・革新・差別語・老後・人権などなど…現代社会の話題・問題を正面からメッタ斬り! 新聞・雑誌に掲載された過激で真面な評論集。私たちの強い味方です。

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