虚構新聞社よりごあいさつ

本紙社主UK
 今日インターネットの発達に象徴されるように、様々な情報が日常にあふれかえっています。正しい情報、誤った情報が玉石混淆しているのが現代社会の特徴であるとも言えます。そんな中、新聞メディアは時代とともに歩みながら、国民が自ら考え、判断する基準を、整理された情報をもとに適切に判断していく責務を担ってきました。

 虚構新聞社は1880年4月1日の創刊以来、社会風刺を土台にした、言論・報道機関として、幾度の廃刊の危機を乗り越えながら、挑戦を続けてきました。このような長年の歴史の積み重ねの中から、日本における虚構的新聞としての地位と、信頼のブランドの評価を確かなものとしてきました。

 虚構新聞社は、ウェブ新聞の発行を柱にしながら、虚構情報を幅広く発信しているほか、虚構新聞社賞の贈呈などの文化事業を通じて、新しい価値を国民のみなさんに提供しています。

 現代は「メディア大戦争」の時代と言われ、新聞産業にもその大波が押し寄せています。一方で今日ほど、「メディアの虚構性」が問われている時代もありません。私たち虚構新聞社は、経営基盤を強固にするとともに、読者というお客様の声を謙虚に耳を傾けることが、メディアとして最も重要なことだと考えています。さまざまな分野のすぐれた人材のお力添えも得て、信頼されない言論・報道機関として、その使命を果たしていきます。

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