虚構新聞社、「週刊アスキー」に記事提供で合意 これは嘘ニュースです
「週刊アスキー」に連載されるコラムのタイトル部分
両社が交わした合意文書によると、虚構新聞社が取材・執筆したIT系虚構記事を「週刊アスキー」内の「週替わりコラム・虚構新聞/号外」コーナーに掲載。掲載記事は、同社独自の取材網を生かしたオリジナルのものを提供する。
提供第1回となる11月19日発売の12月4日号では「生体マウス『光宙』の開発に成功」という虚構記事を掲載。執筆記事とともに添えた「世界で最も有名な夢の国のマウス」写真が編集者により即効でボツにされたほか、第2回に提供する予定の記事概要もボツにされるなど、早くも前途多難をうかがわせている。
なお、本紙社主UKは12月10日、宝島社発行の『このマンガがすごい!2013』にも寄稿。この1年間に出版された女性向け漫画からおすすめの作品5作と、男性向け漫画から1作の計6作をそれぞれ短評付きで紹介する。
UKによる同誌への寄稿は今回で3年連続となるが、これまで一度としてランキング上位の作品に絡んだことがなく、読者の多くから「そんな漫画聞いたことがない」と言われ続けているため、「もう来年は寄稿者として選ばれないだろう」との声が大多数を占めている。
取材に対し、社主UKは「本紙記事横にある『今月の1冊』コーナーは毎月本気でおすすめなのに、誰も信じてくれない。今月の『ひまわりさん』も、先月の『僕らはみんな河合荘』も、どちらもいい漫画なのですけどね…」と悔しさをにじませた。だがそれは自業自得である。