Kyoko Shimbun 2006.09.15 News

日本人の好きなひらがなは「の」 これは嘘ニュースです

 文部科学省が国民10万人を対象に行なった「好きなひらがな」調査の結果、最も人気にあるひらがなは「の」であることが明らかになった。文科省ではこの結果を踏まえ、「の」教育の充実を図る。

 文科省国語調査委員会による、「日本人の好むひらがな調査」によると、日本人が最も好むひらがなは「の」で、50音の中でも飛びぬけて高い、20パーセント近くの支持率を得たことが分かった。理由としては「よく使うから」、「丸みを帯びたデザインがいい」などの意見が多かった。

 2位以下としては、「し」「く」「つ」「へ」「い」と続き、全体的な傾向としては、シンプルな文字を好む傾向が見られる。また、最も人気のない文字は「ふ」で、その理由としては「書きにくい」というものが多数を占めた。

 今回の調査結果を受けて、文科省では、国語の授業で「の」に関する知識を一層深める、書道の授業でさまざまな書体の「の」を書かせるなど、「の」教育の一層の充実を図る。

 また、逆に人気のなかった「ふ」や「む」に関しては指導の優先順位を落とし、学習指導要領でも「さらにひらがなを知りたい人に」という項目を設け、必修事項から除外する方針だ。

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