Kyoko Shimbun 2018.03.23 News

しっぽが8本のトカゲ見つかる 突然変異か 東京・千代田区 これは嘘ニュースです

太川さんが発見した「ナガタノオロチ」
 東京都千代田区で今月、しっぽを8本持つ珍しいトカゲが見つかった。遺伝子の突然変異でしっぽを複数持つトカゲは過去にも見つかっているが、8本も持つ個体が見つかったのは過去に例がないという。

 財務省職員の太川さんが11日、通勤途中に千代田区の永田町付近で発見し、捕まえた。同僚の環境省職員を通じ、千葉電波大学動植物研究センターに調査を依頼したところ、うろこの数や模様などの特徴から、ヒガシニホントカゲが突然変異した個体である可能性が高いことがわかった。これほど多くのしっぽを持つトカゲは記録上過去に例がないという。

 しっぽが増えた理由について、同センターは「1日でも長く生き永らえたいという執念が遺伝子を刺激したのではないか」と指摘する。

 センターから戻ってきたトカゲは現在太川さん宅で飼育されている。その外見と発見場所から、日本の記紀神話に登場する怪物にちなんで「ナガタノオロチ」と命名した。

 小さな怪物を眺めながら「これだけしっぽがあれば、5、6本切っても本体は生き延びそうですね」と太川さん。「切り捨てられたしっぽはたまったものじゃありませんが」と苦笑いだ。

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