週刊アスキー、四次元コンボケースを無料配布 これは嘘ニュースです
付録の「四次元コンボケース」
「週刊アスキー」では定期的にデジタル関連グッズを付録につけており、昨年発売の第911号では、指に装着して使う「ゆびきた~っすウルトラマウス」を同梱した。編集部によると付録つきの号は普段よりかなり多く売れるという。
今回同梱する「四次元コンボケース」は、一見したところ、アップル社のiPad miniやグーグル社のネクサス7が収納できるサイズだが、NASAが開発した最新の圧縮技術を取り入れることで、iPadなど10インチサイズのタブレットも収められる。また、未検証ながら理論的には13インチまでのノートパソコンまでなら問題なく収納可能だという。
付録の「四次元コンボケース」は、まだ研究段階だった先端技術を世界で初めて実用化したことに伴い、多額の予算を投じており、その額は数千億円にのぼると見られる。規模としては同社が出版するベストセラー小説『ビブリア古書堂の事件簿』で得た莫大な利益をすべて投じるレベルに達している。
読者サービスの一環とは言え、売れれば売れるほど損をする「逆ザヤ」によって大赤字を抱えることになった「週刊アスキー」はこの増刊号をもって休刊。長年の読者の間からは「『虚構新聞』なんかに関わるとろくなことにならないのは最初から分かっていたはず」という厳しい意見も聞かれた。
提供=週刊アスキー