Kyoko Shimbun 2012.07.07 News

市教委・大津署・担任「黙殺の練習」 滋賀・いじめ事件 これは嘘ニュースです

いじめ事件のあった大津市内の中学校
 昨年10月、滋賀県大津市で自殺した男子中学生が同級生から「自殺の練習」を強要されるなどのいじめ行為を受けていたことが発覚した問題で、事件当時、市教委、大津署、担任教師が被害者側の訴えに耳を傾けなかったという指摘に対し、三者がそろって「黙殺の練習だった」と話していることがわかった。

 この事件は昨年10月、同級生からいじめを受けていた中学2年の男子生徒がマンションから飛び降りて自殺したもの。その後、学校が実施したアンケート調査で「殴る蹴るの暴行を受けていた」「万引きを強要されていた」ほか、「自殺の練習をさせられていた」「蜂の死骸を食べさせられそうになっていた」など、異常な実態が明らかになったにもかかわらず、市教委はこれらの回答を公表せず、内容の真偽についても確認しなかった。

 また、男子生徒の父親は生徒の自殺後、3回に渡り大津署に暴行容疑の被害届を提出しようとしたが、対応した署員は「犯罪として事実認定ができない」として受理を断っていた。

 さらに今月6日には、男子生徒が通っていた中学の担任教師も、これらの暴力行為を認識していながら「やりすぎんなよ」などと笑って眺めていたことも発覚。このことについて市教委は「『やりすぎんなよ』は暴力を制止するための呼びかけだった」との認識を示している。

 これらのずさんな対応について、市教委、大津署、担任教師の関係者はそろって「黙殺の練習だった」と証言。今回明るみに出なければ、そのまま事件を握りつぶしていた可能性もある。

 事件の舞台となった大津市に本社を置く虚構新聞社社主のUK氏は「市教委も警察も学校も、もはや加害者。黙殺の罪は大変重く、被害者の心情を思うと、決して許されるものではない。今回の事件で滋賀県のイメージは完全に地に落ちた。少なくともひこにゃん300人分は地に落ちた」と、オチを付け忘れるほど怒りをあらわにした。

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