痴漢専用車両を設置 滋賀・竹生島鉄道 これは嘘ニュースです
新しく設置された痴漢専用車両
竹生島鉄道は2両編成のローカル鉄道として1時間に1本間隔で営業。コストダウンのため運転手や車掌を乗せない日本唯一の「ゼロマン運転」として、鉄道ファンに知られた存在だ。
だがこのゼロマン運転の弊害として昨今、痴漢など女性に対する軽犯罪が増加傾向にあり、インターネット上では「痴漢し放題の田舎列車」という不名誉な評判も立っていた。
このため、竹生島鉄道では一昨年、痴漢を防止するため2両のうち1両を「女性専用車両」とした。この措置が功を奏し、一時的に痴漢件数は減ったものの、監視の目がないことを理由に女性専用車両に乗り込む男性が後を絶たず、まもなく痴漢被害の件数は専用車両設置以前の状態に戻ってしまった。
そこで同鉄道では、全国初めての試みとして、残る1両を「痴漢専用車両」に指定。女性専用車両に併設した専用車両に痴漢を隔離することで、女性客の安全をさらに高めた。広報の米原さんは「究極的には痴漢ゼロを目指すが、まずは4日で5件のペースを3日で4件のペースに落とせるよう努力する」と自信を見せる。
今回の措置について、普段通勤に利用している男性客(43)は「私はいったいどちらの車両に座ればいいのでしょうか」と軽く困惑している様子だった。