「宿題代行、気をつけて」 トラブル多発で呼びかけ これは嘘ニュースです
業者から送られてきたシュールな風景画
宿題代行サービスとは、生徒に代わって感想文やワークブック、スケッチなどの宿題を引き受けるビジネス。費用は数千円から数十万円までさまざまだが、今月末に夏休みを終える地域が多いことから、業者への駆け込み需要が高まっている。
消費者庁が管轄する国民生活センターには、今月中ごろから「代行業者に宿題を発注したところ、意に沿わない結果になった」との苦情が相次いでおり、今回の注意喚起に至った。
<同庁に寄せられた被害の一例>
「数学の問題集を解いてと頼んだら、パルプ状に溶けた問題集が届いた」(奈良県)
「アサガオの観察日記なのに、冬虫夏草の観察日記が届いた」(奈良県)
「昆虫採集を依頼したら、ダンゴムシばかりの昆虫標本が届いた」(奈良県)
「原稿用紙5枚分の読書感想文を注文したところ、フランス書院文庫の感想文が送られてきた」(奈良県)
「風景画を頼んだら、シュールな風景画が届いた」(奈良県)
同庁では、宿題代行の契約が守られない場合、最寄りの国民生活センターに通報せず、速やかに自身で宿題を片付けるよう呼びかけている。