Kyoko Shimbun 2010.06.25 News

人気ゲーム「ラブプラス+」もマジコントラップ これは嘘ニュースです

 24日に発売されたニンテンドーDSの人気恋愛ゲーム「ラブプラス+」に海賊版ソフト対策のプログラムが複数導入されていることが、ネット上の証言などから明らかになった。

 同ゲームは発売の数日前からネット上に流出していたことがわかっており、「マジコン」と呼ばれる不正に入手したゲームデータを使用できる機器を利用したとみられるユーザーから、「いつまで経っても彼女と仲良くなれない」との報告がネット上で相ついでいた。

 このようなマジコン対策のプログラムは流出後数日で解除される場合が多く、今回も23日頃から「対策を回避できた」との書き込みが増えたため、まもなくこのプロテクトは解除されたものと見られる。

 だが、実際の発売日である24日午後から、「付き合ってきた彼女を他の男に取られた」とのコメントがネット上の掲示板サイトで多く見受けられるようになった。書き込みによって内容に多少の違いはあるが、共通点としては、ゲームの中のヒロインと熱海旅行に出かけるイベントの最後で、ヒロインが「実は他の男性から告白を受け、気持ちが移ってしまった。」と話し、「もうあなたとは会わない方がいい。」と別れを告げられるようだ。

 ネット上にはその部分をおさめたスクリーンショットもアップロードされており、ヒロインの一人「姉ヶ崎寧々」が「あなたのようにゲームを買うお金もない人と、もうこれ以上付き合っていくなんて、将来が不安でしかたないの…。ごめんなさい…。」と話しているようすが見て取れる。

 このような対策プログラムの内容を知ったユーザーからは、「もう死にたくなってきた。」との落胆の声や、「純真なユーザーの感情を踏みにじる最悪の行為。出るところに出てやろうか。」と訴訟をほのめかすコメント、また「今度こそ残った分も全部むしりとってやる」という開発者への怒りを表すコメントもあった。

 今回の件に関して発売元は、このような対策プログラムがあることについて言及を避けたが、「そもそも普通に店頭で買っていただければ万事問題のないことだ。」とコメントしている。

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