非行ひよこ、前年度比100倍に 卵高騰が原因か これは嘘ニュースです
奇抜な髪型が特徴的な非行ひよこ
非行ひよこの更生を支援する民間ボランティア団体「セーブチックジャパン(SCJ)」が21日に発表した。
昨年度の総検挙数は約102万件で、約1万件だった2021年度に比べて100倍以上に急増。約6割が飲酒・喫煙による補導、以下、エサの万引き、他のひよこに対する傷害、賭博と続く。中には親鳥に卵を投げつけて割った重大事件も含まれる。
ひよこの雌雄を見分けるひよこ鑑定士の雛形さんも、この一年間で作業場の雰囲気が激変したと話す。
「鑑別中、手に噛みついてくる反抗的なひよこが増えました。鑑別前の待機室でも羽毛をピンクや青に染めたひよこや、羽毛をそったモヒカンやリーゼントなど奇抜な髪型にしたひよこなど、個性的なひよこをよく見かけるようになりました。決していい雰囲気とは言えないです」
性別を鑑定する前に、まず素行不良かどうかを鑑定、選別する作業が増えたという。
非行ひよこが増加した理由について、SCJの玉殼子代表は「昨年から続く卵の価格高騰が原因ではないか」と推測する。
「鳥インフルエンザや飼料価格の値上げによって、長年『物価の優等生』と評価されていた卵が、これまで見下してきた他の食品と同じ目で見られることになってしまった。優等生の肩書きを失って自暴自棄になった卵からかえったひよこも、その気性を受け継いでしまったのではないか」
SCJはひよこ1匹1匹に寄り添いながら、非行ひよこの社会復帰を支えてきた。「真面目な優等生ほどささいな失敗でつまずきやすいが、ひよこのうちならやり直せる。鳥生の早い段階から雌雄を決してしまうべきではない」と、玉代表はひよこ鑑定士への不満を漏らした。