「マーク塗れれば合格」の汚名に反撃 衛府嵐大学、全員不合格に これは嘘ニュースです
中央に巨大なマーク欄がある入試解答用紙
受験生全員が不合格になったのは、同大が4日に実施した文学部、法学部、経済学部の英語。問題用紙には英語で「Mark 1 on the separate answer sheet(別紙の解答用紙の1をマークしなさい)」とだけ書かれており、配られた解答用紙には中に「1」が大きく記された巨大なマークが印刷されていた。受験生全員がこのマーク欄を時間内に塗りきれなかったと思われる。
同大はここ20年ほど定員割れの状態が続いており、大手予備校の調査によると、合格に必要な偏差値は3前後。受験生の間では「正解・不正解に関係なく、マークシートさえ塗れば合格できる」とささやかれていた。出題の意図について、作問を担当した法学部助教は「『マークさえ塗れれば合格』と甘く見た学生にマークシートの恐ろしさを教えてやった」と強気の態度を見せる一方、「ついかっとなってやってしまった。今は反省している」とも語った。
文学部を受験した男性(20)は「試験終了までの30分間、今まで聞いたことがないほど鉛筆をこする音がうるさくて驚きました。みんな何をしていたんでしょうね」と当時の様子を振り返る。
文部科学省では11日付で、2018年度の同大への私学助成金を不交付にすると発表した。