米軍、落下物専用迎撃ミサイル配備へ 「ファー」監視員も検討 これは嘘ニュースです
落下物専用迎撃ミサイル「MAC3」
落下物専用迎撃ミサイル「MAC3」は、全長60センチと小型ながら、GPSや赤外線など82種類の多機能センサーを備えており、ヘリの窓のような重量級落下物からポイ捨てしたタバコの吸い殻まで、感知から数秒以内に発射、迎撃する能力を持つ。既に一部の駐留国には配備されており、2015年、スウェーデンでシュールストレミング(1.2トン)を空輸中だったヘリのワイヤーが切れた際は、住宅地に落下・飛散する未曽有の大惨事を未然に防いだ実績もある。
1基当たりの経費は年間約6千ドル(68万円)と比較的安価だが、沖縄全土をカバーするには3千基程度が必要になるため、総額は年間20億円にのぼる。また、危険性を除去するための追加策として、落下物がないか上空を目視で確認し、見つけた場合その場で「ファー」と叫んで知らせる落下物監視員を島内数百メートルおきに配置したり、ヘリの窓にパラシュートを内蔵したりするなどの対策も検討している。いずれの場合も研究等関連費は全て思いやり予算でまかなわれる見込み。
取材に対し米軍関係者は「地域の不安を考えれば、明日からでも実施したいほど」と説明したが、地元からは「努力の方向が明後日だ」という声も聞かれた。