トランプ氏「人類はホモ・サピエンスだけ」 人類の多様性を否定 これは嘘ニュースです
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ネアンデルタール人の復元模型
米国では近年、マイノリティに配慮したDEI(多様性・公平性・包摂性)政策が進んでいたが、トランプ氏は選挙期間中、これらを「不当な優遇」と批判。反DEI支持層を固めた。
新政権が旧人の排除に乗り出した背景には、環境問題が関係していると指摘する専門家もいる。ネアンデルタール人が約4万年前に絶滅した原因を気候変動とする説があるが、気候変動に懐疑的な現政権は「気候変動が存在しない以上、それによって絶滅するネアンデルタール人もいなかった」という論理を展開しているためだ。
ホモ・サピエンスを唯一の人類とする政権の意向に対し、米国内の大手IT企業も次々に支持を表明。ネアンデルタール人に関する情報について、検索結果から除外したり、生成AIに回答を拒否させたりするなど矢継ぎ早に対応を進めている。従来の方針からの急激な転回は、テック企業の「ビジネスリベラル」ぶりを浮き彫りにした。
これまで謎が多かったネアンデルタール人だが、近年その特徴が徐々に明らかになってきた。独マックス・プランク進化人類学研究所のスバンテ・ペーボ博士は、DNA解析によってホモ・サピエンスがネアンデルタール人と交雑する関係にあったことを証明。2022年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。遺伝子解析の結果、外見は金髪碧眼が多いこともわかっている。
発掘によって獣皮の加工を行っていたことも明らかになった。環境の変化に対応できる高い技術を持っていたにもかかわらず、ネアンデルタール人が絶滅した理由について、京都人工進化学研究所の坂本義太夫所長は「気候変動を甘く見た傲慢さがあだになったのではないか」と分析する。
また、旧人の基礎代謝量は新人の1.2倍と高いことから、「もしネアンデルタール人が現代に生きていたら、活動エネルギーを確保するため、頻繁にダイエットコークを摂取しなければならないだろう」と、坂本所長は推測する。
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