Kyoko Shimbun 2017.09.08 News

通信障害でも安心 「紙製ツイッター」配布始まる これは嘘ニュースです

配布中のペーパーツイッター
 太陽フレアによる通信障害でツイッターが使えなくなった場合でも、紙に書き込んでツイートできる「ペーパーツイッター」の街頭配布が8日早朝から東京都内で始まり、ペーパーを求める利用者らが長蛇の列を作った。これまで多くの利用者が味わってきた「ツイッター障害の愚痴をツイッターで発信できない歯がゆさ」の回避に一役買いそうだ。

 6日午後9時ごろに観測された太陽フレアで放出されたガスによって、8日午後3時から9日午前0時にかけてGPSや通信機器に障害が起きる恐れがある。このため混乱が発生する前に、あらかじめ都内8カ所でペーパーツイッターを配布することが決まった。

 ペーパーツイッターは、200枚つづりのブロックメモ。災害などで通信障害が起きた場合でも、ペーパーの空欄に自分のアカウント、本文、日時などを記入することでツイートした時と同じ満足感を得ることができる。またリツイート数やいいね数も好きな数字が書き込めるため、今まで味わったことがないほどの承認欲求を満たすことも可能だ。

 渋谷駅前でペーパーツイッターを受け取った男性(22)は「ガスが到達しても生き延びられるように自転車のチューブは買い占めたのですが、ツイッターが通じなかったらどうしようかと悩んでいました。これで一安心ですね」とほっとした様子だった。

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