保育園で短冊焦げるぼや トリレンマ原因か 東京・八王子 これは嘘ニュースです
焦げた七夕用の笹。隣はマキャベリガーデン園舎
消防局によると、園舎脇に飾り付けた高さ約3メートルの笹から出火したとみられる。笹には7日に行う七夕まつりのため、園児たちが願い事を書いた短冊666枚が結びつけられていた。
特に損傷が激しい3枚の短冊には「ゆいちゃんとけっこんできますように(りょう)」「りょうくんとけっこんできますように(まゆ)」「まゆちゃんとずっと友だちでいられますように(ゆい)」といずれかの願いがかなうと他の願いがかなわなくなる内容が書き込まれており、全能の神がトリレンマ状態に陥ったことによる過負荷が出火の原因とみられる。
消防庁の調べによると、願い事の過負荷による短冊火災は7月以降、全国で42件発生している。同庁では、短冊を結ぶときは他の人の願い事と矛盾しないか確認し、矛盾する内容の場合は別の笹に変えるか、願い事をあきらめるよう呼びかけている。また「世界が平和になりますように」といった実現不可能な願い事も神に負荷をかける原因になりやすいとしている。
市から再発防止の指導を受けたマキャベリガーデンでは、対応策として同園に通う星宮亮君(5)を5日付で退園処分とした。