望むもの必ず手に入る「願い球」を販売 男を逮捕 これは嘘ニュースです
榊田容疑者が販売していた石球「願い球」
榊田容疑者は15年12月中旬、東京都中野区に住む84歳の男性宅を訪問。「不老不死から女性の下着まで望むものが必ず手に入る」と称して、星型の刻印が入った石球「願い球」(直径約12センチ)1個を現金500万円で販売した。
さらに翌日、男性宅を再び訪れ「願い球は7つそろわないと効果がない」と説明し、6個分の追加代金として現金3千万円と、石球の捜索費名目で現金約2800万円を要求していた。
今年4月インフルエンザにかかった男性から「不老不死になった気がしない」と相談を受けた弁護士が警察に被害届を提出。詐欺の容疑で捜査にあたっていた。
調べに対して、榊田容疑者は「願い球は正真正銘の本物で間違いない」と容疑を否認。また「1年経っていないからエネルギーが回復していない」などと意味不明な説明を繰り返していることから、精神鑑定も視野に入れながら余罪について厳しく追及する方針だ。