Kyoko Shimbun 2016.03.08 News

消防かるたメールに注意呼びかけ 相談200件 これは嘘ニュースです

消防かるた不審なメール
 2月中旬から消防署をかたる不審なメールが個人や企業に送り付けられているとして、ネットセキュリティのスマンテックが注意を呼びかけている。

 同社によると、相談件数は6日までに200件を超えた。メールは「消防署の方から来ました」から始まるもので、消防庁の代行業者を名乗る人物が消火器の購入を求める内容。本文のリンクをクリックすると、海外のウェブサイトに移動し、「お買い上げいただきありがとうございます」のメッセージとともに、消火器代として3500ドル(約40万円)を請求するメールが届く。

 支払いを拒否するため、メールに書かれた電話番号に連絡すると、相手の日本人オペレーターから「タダで消火器持って行くつもりか、この火事場泥棒」「消火器1台すら買えないお前の家は火の車か」など、威圧的に支払いを求める迷惑電話が繰り返しかかってくるようになるという。実際にはメールに返信する必要はなく、支払い義務もない。

 スマンテックでは「消防庁が消火器を買わせるようなメールを送り付けることはない」として、安易にリンクをクリックしたり、添付ファイルを開いたりしないよう注意を呼びかけている。

【編集部よりお知らせ】
 記事初出時、見出しが「消防かたるメール」ではなく、「消防かるたメール」になっていました。写真は合っているので、お詫びせず訂正しません。

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<BOOK>火の車

 「日本なんて、車で三、四時間もぶっとばせば海でも山でも行けるんだ。好きなところで暮らそうぜ」と身重の妻と乳呑み児とわずかな全財産を小型トラックに積み、新天地を求めて出かけた信次。しゃにむに生きる青春を軽妙な筆致で描く表題作「火の車」。ほかに「荒れた光景」「この陽ざかりに」の3編を収録。著者の青春時代の思いをもとにしたストーリー。

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