Kyoko Shimbun 2014.05.07 News

琵琶湖上に巨大トンボ? Google地図で話題 これは嘘ニュースです

Googleマップに映る巨大トンボ
 Googleが提供する衛星地図「Googleマップ」で、滋賀県・琵琶湖上に全長50メートルを超える巨大なトンボのような生き物が映っているとネット上で話題になっている。滋賀県は全国でも有数のトンボの宝庫として知られていることから、新種のトンボではないかという声もある。

 Googleマップで全世界を監視するウェブサイト「ビッグブラザー」が報じた。巨大トンボが見つかったのはGoogleマップの滋賀県大津市打出浜付近。

 衛星写真の場合、撮影時カメラに付着したゴミなどが映りこんで巨大な生物が出現したように見える現象がしばしば報告されているが、この巨大トンボは湖面にその影が映っていることから、同サイトでは「実際に存在している可能性が極めて高い」として記事をしめくくっている。

 トンボの生態に詳しい京都大学文具学部の坂本義太夫教授は「滋賀県では湖や田んぼなどトンボにとって豊かな生息環境が整っており、生息種は100種を超える。画像のトンボはアキアカネの変異種ではないか」と話す。

 今回海外から発信されたことをきっかけに、改めて注目を集めた滋賀県の巨大トンボだが、地元では20メートル級のトンボが飛び交うこともしばしば。秋ごろには車に衝突したトンボの死骸が路側帯に放置されたり、小学生が通学帽をトンボに持っていかれたりするなど、これらの出来事は日常の風景として見慣れたものだっただけに、「どうして今さら」と不思議に思う県民も多そうだ。

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<BOOK>ササメケ

 滋賀県が舞台の脱力系サッカー風味青春グラフィティ。作中、滋賀県の巨大トンボについても紹介されています。

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