Kyoko Shimbun 2006.08.20 News

「ロコロコのうた」放送禁止に ハイチ これは嘘ニュースです

 ハイチ共和国政府はゲームソフト「RocoLoco(ロコロコ)」のテーマソングが、同国土着の宗教であるブードゥー教の「ココロコの歌」と酷似しているとして、ただちにCM放送を禁止する措置を取ったことを明らかにした。

 ハイチ政府外交通商省によると、「ロコロコのうた」の放送が始まったのは今月14日。首都ポルトープランスなど首都圏を中心に放送されたが、放送開始とともにテレビ局に抗議が殺到。局が調べたところ、この歌のメロディ、歌詞がともに土着宗教であるブードゥー教で相手を呪い殺す際に用いる「ココロコの歌」と非常に良く似ていることが分かった。

 局がこのCMについて、政府に問い合わせたところ、ただちに放送を中止するよう、指示が出たという。同局では翌15日、放送を中止した。

 取材に対し、プレヴァル駐日大使は、「歌詞を訳すと『四肢を引き裂き 脳漿(のうしょう)ぶちまけ パンコラケットント~ン(*クレオール語で「汝に死を与えたまえ」の意)』になる。特に中盤から後半にかけては、ブードゥー教徒であっても、高位の者しか知らない呪術的隠語がたくさんちりばめられていて、とてもここで訳すことはできない」と語った。

 発売元は先月にも、オランダに出稿した携帯ゲーム機の広告で「人種差別的」な表現をしたとして、国際問題に発展していた。

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