Kyoko Shimbun 2005.11.01 News

中国が月の領有権を主張 これは嘘ニュースです

会見で答える孔泉報道官
 中国外交部の孔泉報道官は1日の定例記者会見で、先の神舟6号の有人飛行成功について触れ、「現在予定している神舟13号の月面有人着陸が成功すれば、月の領有権がわが国に属するのは当然だ」と、月の領有権を主張した。

 この日の会見で報道官は、2008年に打ち上げ予定の神舟13号を皮切りに、宇宙開発を進め、2020年頃までに月面基地を建設する計画があることを明らかにした。これは同様に月面基地計画を打ち出しているアメリカに先制することで、国威を発揚するねらいがあると見られる。

 また、「著しく増加しているわが国の人民に十分な土地を用意する必要があるアル」とも述べ、将来的には人口増加対策として月への移民計画も視野にあることをうかがわせた。

 月の領有権問題については、宇宙の平和利用を取り決めた国際宇宙利用条約によって、いかなる国も他の惑星・衛星を領有しないよう規定されているが、中国はこれを批准しておらず、今後各国から非難を浴びることが予想される。

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