Kyoko Shimbun 2020.05.26 News

滋賀県反転 琵琶湖の「島化」に着手へ 県越え防止ねらい これは嘘ニュースです

滋賀県が検討する「琵琶湖反転化計画」
 日本最大の湖・琵琶湖を埋め立てて陸地にする代わりに、周囲の土地を掘削して新たに湖を作る「琵琶湖反転化計画」を滋賀県が検討していることが26日までにわかった。隣接する京都府などからの県越え移動を防ぐねらいがあるとみられる。

 複数の県関係者が明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、滋賀県でも県をまたぐ移動を控えるよう内外に呼びかけているが、古くから「近江を制する者は天下を制す」と言われるほどの交通の要衝であることから、実際には県越え移動を黙認せざるを得ないのが現状だ。

 緊急事態宣言が解除されたことで、今後さらに県越え移動の増加が見込まれることから、県では今月初旬、専門家らによる対策委員会を立ち上げ。当初は関所の設置案について検討していたが「織田信長を擁した県として極めて不適切」と反対意見が続出。最終的には「内陸県をやめれば、人の流れが他県に分散されるのではないか」とする意見が多数を占めた。

 委員会での結論をもとに県が検討を進めた結果、琵琶湖を埋め立てた陸地「琵琶島(仮称)」と、周辺の土地に水を流し込んだ「新琵琶湖(仮称)」の造成を軸とする「琵琶湖反転化計画」がまとまった。

 計画通りに事業が進んだ場合、滋賀県は新琵琶湖の中に琵琶島が浮かぶ「島県」になる。京都府など隣接する1府3県から県越え移動をする場合は、連絡船「うみのこ」の利用が不可欠になるため、感染症が拡大した場合でも、港での検疫を強化するなど台湾のような徹底した入県管理ができるなど利点も多い。

 治水の歴史に詳しい京都大学土木学部の坂本義太夫教授(疏水論)は「実現すればまさに歴史的大事業。ウイルスを恐れるあまり、世界で初めてセルフ水攻めを行った県として歴史に名を残すだろう」と話す。

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