男性がつり橋から転落 「渡るべからず」看板を無視 京都・黄桜町 これは嘘ニュースです
つり橋には注意を促す看板が立てられていた(読者提供)
通報した女性によると、男性(64)は木製のつり橋の中央部を踏み破り、そのまま約2メートル下の川に転落したという。男性は転落した際、川底で腰を打つなどしたが、大きなけがはなかった。
つり橋は7年ほど前から老朽化が進んでいたため、黄桜町土木課が「このはしわたるべからず」と表示した看板を掲出して通行を禁止していた。しかし男性は「端ではなく真ん中を通ればいい」と、同行していた友人の制止を振り切って、そのまま渡り始めたという。
取材に対し、男性の友人は「『遠回りだが安全なルートがある』と助言したのに、聞く耳を持ってもらえず、『この道しかない』と頓智(とんち)のような詭弁で言いくるめられてしまった。せめて途中で引き返せばよかったのに、もっと全力で引き止めるべきだった」と悔しそうに語った。
「子どもでも危険だと分かるように、ひらがなで書いたことがかえって誤解を招いてしまった」として、土木課では近く「この橋渡るべからず」と漢字表記に改めた看板に掛けかえる予定。
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