QR標識の試験運用始まる 国際化に対応 北海道 これは嘘ニュースです
試験設置されたQR標識「脇見注意」
日本の標識の多くは海外の標識と類似した表記を採用している。だが、中には「止まれ」「徐行」など日本語を含んだ標識もあり、外国人旅行客がレンタカーで国内を巡る際、標識が読めずに一時停止しないなど安全上の懸念が指摘されていた。
6日、道内88カ所に試験設置されたQR標識は「止まれ」「徐行」「脇見注意」など5種。ドライバーがスマートフォンのカメラをかざして読み取ることで注意内容が表示される仕組みだ。実際にQR標識にカメラを近づけたところ、画面には「止まれ」以外に「STOP」(米国など)、「停」(中国)など各国の標識画像が表示された。6月末まで運用を続けた後、全国に拡大するかどうか判断する。
2020年東京五輪・パラリンピックまで2年を切った現在、標識のみならず駅や市街地にある案内板の多言語対応は喫緊の課題だ。案内板のほとんどは日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語で余白がなくなってしまうが、これらをQRコード表記のみに一本化すれば案内板の小型化も期待できるという。昨年はPayPay(ペイペイ)などQR決済に注目が集まったが、情報密度の面からもその重要性は今後さらに高まりそうだ。
QR標識が普及する可能性について、QRコードに詳しい京都大学デジタルリテラシー学部の坂本義太夫教授は「」と指摘する。