Kyoko Shimbun 2018.01.13 News

センター出陣式にスケーター登壇 玉虫ゼミ、HPで謝罪 これは嘘ニュースです

玉虫ゼミナールがHPに掲載した謝罪文
 中堅予備校の玉虫ゼミナールは13日、同校が12日に行った大学入試センター試験出陣式の講演会にスピードスケート選手を招いたことについて、ホームページに謝罪文を掲載した。「講演中に不適切な発言があった」としている。

 玉虫ゼミナールが12日午後、本校で開いた出陣式には受験生ら約200人が出席。翌日に控えた大学入試センター試験に向けて、担当者らが持ち物の確認や会場での心構えなどを説明した。

 式には同校OBでスピードスケート選手の男性(35)が登壇。出席者によると、自身の経験を振り返りながら「滑り続けることが大事です」など継続することの大切さを訴えて激励したという。

 しかしその後保護者から「出陣式に呼ぶには不適切な人選」などの苦情が殺到。13日未明、同校はホームページに「お詫び」を掲載した。「講演中、受験生を激励するのに不適切な発言がありました」と謝罪する一方、「験担ぎに左右されない学力を身に着けているので、試験への影響は全くないと確信しております」と結んでいる。

 「いつやるの? 明日でしょ!」「作者の気持ちを考えてください。それが物理です」などのキャッチフレーズで知られる玉虫ゼミナールは、個性的な講師陣と居心地の良さからリピート率8割を超える人気予備校。出陣式に参加した受験生の男性(26)は「来年こそがんばろうと思いました」と勇気づけられた様子だった。

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 昨今、大学生の学力低下が問題になっている。本質を求める知的探求心の喪失、知的バックグラウンドの狭さ、持続力のなさ、知的攻撃力の衰退など、アチーブメントテストの成績に表象される第一の学力だけでなく、第一の学力を獲得するための支えとなる第二の学力がないことも問題となっているのである。まさに人格形成が問題になっているのだ(第二部「学校のお話」より)。河合塾での実体験をもとに書き下ろした衝撃の分析と提言。

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