ワシントンから堆肥撤去 トランプ氏指示か これは嘘ニュースです
ワシントン市内では肥料運搬車を見かけなくなった(資料写真)
関係者の話によると、堆肥の撤去が始まったのは就任式前日の19日。就任パレードが行われた連邦議会議事堂からホワイトハウスまでの沿道近くに保管していた堆肥を全て撤去するよう、官邸から指示があったという。撤去に当たった職員は「『大統領を載せた車が堆肥の山に突っ込むおそれが高い』と説明された」と振り返る。
就任式終了後、撤去は市全域に拡大。現在は店舗での販売も途絶えている状況だ。新たに市内に搬入することも認められておらず、検問で引き返すよう指示されていることが、複数の運送業者の証言で判明している。
ミネソタ州から2千キロの道のりを運んできたと話す業者の男性は「メキシコ産でもないのに理不尽だ」と憤る。堆肥が手に入らないため、公園管理担当者も「花がきれいに育たない」と対応に苦慮している。
撤去の理由について、ホワイトハウスから公式声明は発表されていないが、ある政府関係者は「トランプ氏は30年前から急に堆肥を嫌うようになった」と証言している。また別の関係者も「大統領選でも遊説先で堆肥を見つけるととすぐに片付けるよう命じていた。自分が堆肥運搬車に突っ込む『オチ』を恐れているかのようだった」と話す。