Xマスプレゼントの経済損失、年間8.2兆円 米・民間試算 これは嘘ニュースです
クリスマスプレゼントによる経済損失は年間8兆円を超える
今年9月、UMCは世界12カ国の国民を対象に「プレゼントに満足しているか」「昨年のプレゼントを今も使っているか」などクリスマスプレゼントに関する実態調査を行った。その結果、クリスマスプレゼントでは(1)希望していたプレゼントと実際に贈られた物の不一致(2)交際破局後の売却・焼却(3)ムードに流された衝動買いなど「非合理・非効率的な消費行動」が日常の買い物より強く現れることがわかった。
UMCではこのような無駄な消費活動による損失額を1人当たり平均消費額(80.2ドル)の27%に相当する約21.6ドル(約2500円)と試算。この金額をプレゼントの習慣がある文化圏人口33億人と掛け合わせると、世界全体で毎年713億ドル(約8.2兆円)もの損失が発生していることになる。
またレポートでは損失を減らすための提言も同時に行っている。満足感と効率を最大限まで高めるには、相手が喜ぶかどうか不確かな物品を渡す習慣をやめ、現金や電子マネー、アマゾンギフト券に変えることが消費者全体の利益になるとしている。
さらにプレゼントの本体価格が下がりにくい現状についても、配送にサンタクロースやトナカイを使う人件費・流通費が含まれているのが最大の問題点と指摘している。この費用が定価の40%に達する場合もあることから、「『高齢者を乗せたそりを動物に引かせる』という産業革命以前の原始的な輸送手段がコスト増を招いている」として大量輸送手段の確保とサンタ、トナカイの即時リストラを提案する。
その他「年間イベントが少ない6月25日への前倒し開催」「手編みマフラー競売所の創設」などクリスマスに市場経済システムを積極的に導入することで、消費満足度の向上だけでなく最大31%のコストカットも期待できるという。
レポートは「金は金なり(Money is money)」という結論で締めくくられている。