地球爆発の可能性は 爆発予知学会が初会議 これは嘘ニュースです
将来確実に訪れる地球爆発を予知する「地球爆発予知学会」の第1回大会が5日、千葉電波大学で開かれ、国内外の専門家が意見を交わした。地球爆発予知学会は地球爆発の前兆現象を捉えることを目的に、2013年、地質学や天文学の専門家らが中心となって発足。今回初めて研究成果を報告する会議が開かれた。
基調講演では、湯川秀吉千葉電波大名誉学長が「地球上に存在する全ての生命にとって最大の関心は、この地球が爆発するかしないか。この根源的課題に比べればテロや少子高齢化など些末(さまつ)な問題に過ぎない」とあいさつし、出席していた文科省関係者に向けて予算の重点配分を呼びかけた。
研究発表では具体的に地球が爆発する前兆についての論文発表が行われた。桜島大の白洲大地准教授(地質学)は想定される地球爆発のパターンとして(1)地球全体が不自然な膨張と収縮を繰り返した後の内部爆発、(2)彗星の衝突など外部刺激による爆発を実例として挙げ、そのいずれの場合でも地球上の生物は絶滅すると述べた。
またフランスから来日したピマ・トケティ教授は経済学の観点から「地球爆発の可能性が高まった場合、租税回避のためまず富裕層が地球から脱出を図り始める」とユニークな持論を展開。民間によるロケット開発が世界的潮流になりつつある現状を分析し「日本でも「勝ち組」の堀江氏がロケットを開発している。遠くない将来に地球が爆発する何らかの情報を得ているのではないか」と語った。
会議は「将来地球が爆発する確率は100%である」との宣言を採択して終了した。次回大会は地球が爆発しなければ来年2月、千葉電波大にて再び開かれる予定。