鶏肉の牛肉化に成功 肉変換に筋道 これは嘘ニュースです
日本畜産研究所は31日、特殊な液体に浸すことで鶏肉を牛肉に変える技術を開発したと発表した。将来的にはさまざまな肉を変換する技術へつながる可能性があるという。同研究所では質の悪い牛肉を高級肉に変える加工技術の研究を行ってきたが、その際用いる肉を柔らかくする液体に鶏肉を浸してみたところ、外見が牛肉のように変化。さらに詳しく調べた結果、肉の組成、味ともに牛肉に極めて近くなったことが確認できたという。
鶏肉が牛肉化した理由について、同研究所の鈴山義一郎所長は「液体に含まれる酵素が肉質の変化に影響を及ぼしたのではないか」とみている。今後は肉質を相互に変換することを目指すとしており、肉質変換技術が発達すれば、近い将来特定の肉食を禁じている宗教の教徒でも「牛肉由来の変換豚肉」を口にすることができるかもしれない。
米国では食糧問題を解決するため、ピンクや緑の肉を食用肉として用いる技術が発達しているが、同研究所では現在石をパンにするアプローチからこの問題に取り組んでいる。過去の文献に成功例も見られることから早期の実現が期待できそうだ。