センター会場前に受験生?意識不明 水撒き中転倒か これは嘘ニュースです
男性が倒れていたびわこ医科大学校門
東大津署によると、倒れていた男性は市内に住む18歳の男子高校生で、18、19日、びわこ医科大学で行われた大学入試センター試験を受験していた。家族の話によると、男性は2日目午後の数学で「数学Ⅱ・数学B」を選択するところ、誤って「簿記・会計」を解いてしまっていたことに気づいたものの、直す時間がないまま試験が終了してしまい、ひどく落ち込んだ様子で帰宅したという。また母親に対し「緊張しすぎた。明日の3日目で挽回する」とも話していた。
翌20日未明、男性は水の入ったバケツとひしゃくを両手に持ち、家族に「コンビニに行ってくる」と話して自宅を出た後、そのまま試験会場だったびわこ医科大学に向かい、校門前で打ち水を始めたものとみられる。大津地方気象台によると、当時気温は氷点下4度を記録しており、男性は水撒きの最中、自分で撒いた水で凍結した路面に足を滑らせ頭を強く打ち、そのまま意識を失ったものとみられる。
東大津署では、男性が試験の失敗で自暴自棄になり、翌朝やってくる受験生を滑らせようと、嫌がらせで深夜に水を撒いた可能性が高いと見て、男性の意識が回復次第、詳しく事情を聞くとしている。
なおセンター試験は週末の2日間で全ての日程を終了しており、現在大学にはいつもと同じように学生が登校してきている。