Kyoko Shimbun 2014.01.20 News

センター会場前に受験生?意識不明 水撒き中転倒か これは嘘ニュースです

男性が倒れていたびわこ医科大学校門
 20日午前5時ごろ、滋賀県大津市のびわこ医科大学校門前で若い男性が倒れているとの119番通報があった。男性は駆けつけた救急隊員により、近くの病院に搬送されたが、頭を強く打っており現在意識不明。命に別状はないという。

 東大津署によると、倒れていた男性は市内に住む18歳の男子高校生で、18、19日、びわこ医科大学で行われた大学入試センター試験を受験していた。家族の話によると、男性は2日目午後の数学で「数学Ⅱ・数学B」を選択するところ、誤って「簿記・会計」を解いてしまっていたことに気づいたものの、直す時間がないまま試験が終了してしまい、ひどく落ち込んだ様子で帰宅したという。また母親に対し「緊張しすぎた。明日の3日目で挽回する」とも話していた。

 翌20日未明、男性は水の入ったバケツとひしゃくを両手に持ち、家族に「コンビニに行ってくる」と話して自宅を出た後、そのまま試験会場だったびわこ医科大学に向かい、校門前で打ち水を始めたものとみられる。大津地方気象台によると、当時気温は氷点下4度を記録しており、男性は水撒きの最中、自分で撒いた水で凍結した路面に足を滑らせ頭を強く打ち、そのまま意識を失ったものとみられる。

 東大津署では、男性が試験の失敗で自暴自棄になり、翌朝やってくる受験生を滑らせようと、嫌がらせで深夜に水を撒いた可能性が高いと見て、男性の意識が回復次第、詳しく事情を聞くとしている。

 なおセンター試験は週末の2日間で全ての日程を終了しており、現在大学にはいつもと同じように学生が登校してきている。

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