市長に反発の生徒ら、「元祖桜ノ宮高校」立ち上げへ これは嘘ニュースです
橋下徹市長が一浪の末合格した早稲田大学政治経済学部(偏差値68)
橋下市長は16日の会見で、「桜ノ宮高校の体育科の伝統は完全に間違い。これまでの伝統を断ち切る必要がある」として、全教員の異動と、体育科・スポーツ健康科学科の入試を中止すべきとの考えを示していた。また18日にも、「自分も浪人した。人生には1、2年遅れることもあるが、もっと考えることもある」として、受験生に「中学浪人」を覚悟させるかのような発言もおこなっている。
これらの意向を受けた大阪市教育委員会は21日、該当する2学科の募集を停止するとともに、停止した分の募集定員を普通科に振り替えることを決定。橋下市長も「すばらしい決定だ」と、これを高く評価した。
だがこの方針に対し、同校の生徒や保護者からは批判の声が噴出。兼ねてから浮上していた、桜ノ宮高校の伝統と気風を受け継ぐ任意のスポーツ団体「元祖桜ノ宮高校(仮称)」を設立するための動きが加速するとの見方が強まった。
新団体設立の動きについて、橋下市長は夕方の会見で「これまで通りの体罰三昧でいいなら、やったらいいんじゃないですか。僕が生まれ変わらせる学校こそが『本家桜ノ宮高校』ですけど」と、対抗意識をむき出しにしており、今後「桜ノ宮高校」の名前をめぐって「元祖」対「本家」の熾烈(しれつ)な争いに発展する可能性もある。
また、この日の記者会見で、記者から「18日に『僕も浪人した』と、受験生に浪人を強いるような発言をしているが、市長の浪人経験は、今回のような行政の事情によるものではなく、単にあなたがアホだっただけではないか」と問われると、囲んでいた報道陣を一列に並ばせ、片っ端からビンタを浴びせて会見場を後にした。