Kyoko Shimbun 2008.10.30 News

「柿」と間違い?「姉」を出品 少年を逮捕 これは嘘ニュースです

 ネットオークションで実の姉を出品、実際に落札者に配送したとして、北海道警は札幌市に住む少年(19)を人身売買罪の疑いで逮捕した。少年は調べに対し「本当は家で採れた柿を出品するつもりだった」と供述している。

 北海道警の調べによると、少年は今月24日、インターネット上のオークションサイトで「もぎたて姉 500円~」という件名で実の姉(21)を出品。オークションのページには姉と見られる女性が水着で柿を食べている写真3枚や、「85・59・86」などとスリーサイズと見られる数字を掲載していた。

 この出品を見たユーザーがまず500円で入札。その後も競争入札が繰り広げられ、締切日である28日には最終的に148万3300円の値段がつき、落札された。この落札に対して少年はその日の深夜、姉が眠りについたのを見計らってダンボールに押し込み、落札者のいる長野県に航空便で発送した。

 しかし、姉を受け取った落札者が「怪しいので測ってみたら『100・120・105』で、サイトに載っていた写真の女性と比べ物にならないくらいひどい。だまされた。」と、地元の警察に通報。事件が明るみになり、29日、北海道警は人身売買罪の疑いで少年を逮捕した。

 調べに対し少年は「『柿』と書くべきところを、うっかり『姉』と書いてしまった。実際に発送する予定だったのは、写真の女性が食べている柿のほうで、姉を出品するつもりはなかった。」と供述。実際に姉を発送したことについては「気がつけば150万円も受け取ることになってしまい、動揺して姉を送ってしまった。」と話している。道警ではこの少年がスリーサイズまで書き込んでいるなど、不審な点も残っており、今後慎重に調べを進めていく、としている。

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