Kyoko Shimbun 2006.12.26 News

生徒の太ももに電流流す 理科実験教室 これは嘘ニュースです

 「でんしろう先生」で知られる、サイエンスプロデューサーの金村電子郎容疑者(44)が、小学生を集めた理科実験教室の中で生徒の太ももに電流を流すなどし、全治3ヶ月のけがを負わせていたことが明らかになった。金村容疑者の逮捕はこれで3度目。

 25日に行なわれた「クリスマス大実験」と名づけられたこの日の実験教室の中で、金村容疑者はかえるのもも肉に電極をつけ、電流を流すことで筋肉を動かす実験を人間で行うパフォーマンスを行なった。

 本来なら微弱な電流で軽くけいれんを起こす程度だったが、単3電池に電極を取り付けるところを、誤って100Vの家庭用電源につないでしまったため、電極を付けられた生徒に大量の電流が流れた。見学していた小学生は「人間の動きとは思えないくらい太ももがピクピクしていた。」と語る。

 「でんしろう先生」の実験教室は、開始当初、段ボール箱に穴を開け、圧縮空気を送り出してろうそくの火を消したり、液体窒素の気化を利用し、液体窒素でうがいをするなど、世間一般に科学を身近に感じてもらうため啓蒙的な実験を公開していたが、最近では、液体窒素のプールに小学生を突き落として凍傷を負わせたり、機械的に250気圧にまで高めた圧縮空気砲で観客のろっ骨にひびを入れるなど、パフォーマンスの過激化が問題になっていた。このため、過去2度逮捕されている(いずれも不起訴)。

 また、「手術用の手袋を頭にかぶり、鼻息で膨らませて割る」「熱々おでんを食べる」「布団圧縮袋の中に入り、中の空気を抜いていく」などのパフォーマンスに対しては、「もはや理科教室とは関係ない」という声もある。

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