クリスマスツリー真っ二つ イケトリ良品「ハーフツリー」がSNSで話題 これは嘘ニュースです
イケトリ良品の「ハーフツリー」
ハーフツリーは木の上半分をカットしたクリスマスツリー。省スペース性が特徴で、本来設置に150センチの高さが必要なクリスマスツリーでも、ハーフツリーなら75センチで済む。
11月の発売後まもなく、X(旧ツイッター)上でハーフツリーが紹介されると、「ある意味合理的」「発想が狂気」「床下に飾れて助かる」と絶賛する投稿が相次いだ。
同社広報によると、開発のきっかけは10月、同社が販売する組み立て式クリスマスツリーに寄せられた苦情だったという。上下に分割したパーツを組み立てて作る商品だったが、「下半分しか入っていなかった」という購入者からの苦情に対して、コールセンター担当者が「仕様です」と回答。上半分の発送を拒否したことから、「実際にそういう商品を作らざるを得なくなりました」と話す。
季節商品として今年度1万本の販売を見込んでいるが、15日時点での販売数は4本。その内2本は注文キャンセル、さらにもう1本は返品されたため、実質的には1本しか売れていない。
「ネットメディアからたくさん取材をいただいているが、全く販売に結びついていない。『SNSで話題』なんてそんなものです」と、同社広報はこぼす。