回天製薬、目ブラシ&メミガキ「花粉スッキリン」 花粉症対策に これは嘘ニュースです

花粉スッキリン
花粉症による目のかゆみには点眼薬や洗眼薬が使われるが、同社が行ったアンケートでは、6割以上の患者が「目薬ではもどかしい」「目を取り出して洗いたい」などつらさを訴えていた。
患者の不満を解消するため、同社では眼球を取り出して洗う薬液の開発に着手。10年の研究期間を経て薬液の開発には成功したが、取り出した眼球を眼窩(か)に戻す方法が見つからなかったため、開発は中断していた。
しかし昨年8月、エジプトのピラミッドで小型のブラシが発掘されたことが大きな転機になった。古代エジプトでは、目に入った砂漠の砂を取り除くためにブラシを使っていたことがわかったためだ。
開発チームでは、この発見に着想を得た眼球専用ブラシを新たに開発。カーボンナノチューブを束ねて作った微細なブラシが眼球表面の花粉をかき出すことで、眼球を取り出すことなく目のかゆみを抑えることに成功した。
新開発した薬液を転用したメミガキはさわやかなミント味で、角膜から網膜まで視神経を貫くような爽快感が特徴。花粉症患者でない人でも高い洗浄効果が期待でき、治験では飛ぶハエを箸でつかめるまで動体視力が向上した人もいたという。
企画開発部の洗井眸(ひとみ)さんは「花粉症患者が待ち望んでいたものができたと思う」と自信を見せる。試用した患者の中には、感激のあまり血の涙を流す人もおり、「せっかく症状が治まったのに、別の涙を流させてしまいました」と、洗井さんは苦笑する。
同社では「今後の売れ行き次第」としながらも、将来は研磨力を高めた電動目ブラシの発売も視野に入れる。
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