桃太郎、犬とキジを解雇 鬼退治の効率化図る これはAIと制作した嘘ニュースです
解雇に抗議する会見を開いた犬とキジ
桃太郎は、鬼退治の業界でトップの地位にあるが、近年は競合他社の台頭や消費者のニーズの多様化により、業績が低迷。これまで犬とキジと共に鬼ヶ島に渡り、鬼たちと戦ってきたが、「時代遅れで非効率的だ」と、従来の方法を自己批判した。
今後について「最新の技術や戦略を取り入れて、鬼退治の品質とスピードを向上させる」と宣言。ドローンやAIなどを活用して、鬼ヶ島への移動や鬼たちの位置把握などを効率化するという。また、鬼退治の対象も「単に暴れるだけの鬼ではなく、社会的な問題を引き起こす鬼や、人間に擬態した鬼など、より高度な鬼にも対応する」と述べた。
一方、解雇された犬とキジは「桃太郎に裏切られた」と憤慨する。犬は「私たちは桃太郎と共に数々の困難を乗り越えてきた。私たちがいなければ、彼は今日の地位にはなれなかったはずだ」と主張。キジも「桃太郎は技術や戦略に頼りすぎている。鬼退治に必要な勇気や友情を、彼は失ってしまった」と批判した。
犬とキジは「今後は自分たちで鬼退治を続ける」と宣言。また、「桃太郎が鬼退治に失敗したら笑ってやる」とも付け加えた。
【編集部よりお知らせ】
本日公開した記事は、3月24日に公表した「虚構ニュース自動作成するソフト開発」記事の誤報処分「人工知能の理解・啓蒙のため、Bingと共同で製作した虚構記事をSNSの本紙アカウント上で配信」に基づき、Bingとともに共同制作したものです。
制作過程は以下の通りです。
(1)UKが「AIの台頭で、桃太郎がお供をリストラ」という記事を発案。
(2)Bingにリストラすべきお供2匹を諮問。「犬とキジ」と回答。
(3)「AIはお供の代わりをできるか」「AIは桃太郎になれるか」「AIが鬼に寝返ったりしないか」など、2匹のリストラとAI採用によって起こりうる様々な事態についてBingに質問し、リストラの妥当性を確認。
(4)再度Bingに「桃太郎、犬とキジをリストラ」という内容で記事を生成させたあと、新聞らしくなるようUKが加筆修正。
(5)Bing Image Creatorを使い、犬とキジが記者会見を開く画像を生成。
(6)(4)と(5)を組み合わせて記事を完成させる。
▼虚構新聞社社主UKの話
Bingは断片的なキーワードから楽しい記事を作ることは苦手だが、こちらが提供したアイデアを補強したり、具体性や説得力を持たせたりすることについては非常に役立つ。創造性についてはまだまだ人間に及ばないが、最初のアイデアさえ提供すれば、どれほど荒唐無稽でも、くそ真面目に付き合ってくれるので、発想を肉付けする相談相手としては、かなりの実用性を備えているように感じた。