Kyoko Shimbun 2023.02.22 News

[PR]仮想世界作るプログラム? 北海道のオーロラから検出 千葉電波大 これは嘘ニュースです

北海道で観測されたホログラフィック光
 2017年に観測された北海道のオーロラが、実際には特殊な可視光線を用いた人工的なデータファイルだったことが、千葉電波大学理学部の研究でわかった。解析したデータにはこの世界が仮想空間であることを示唆する内容も含まれていたことから、今後各国の研究機関と連携して精査にあたる。

 千葉電波大の研究チームは17年9月に北海道で観測されたオーロラから「ホログラフィック光」と呼ばれる特殊な光を検出。太陽フレアによる磁気嵐の影響で発生したと考えられていたが、本来オーロラに存在しない波長であるため、解析を進めたところ、テキストデータを可視光に変換、暗号化したものであることがわかった。

 チームではホログラフィック光の復号作業を進めていたが、昨年11月、データの1つがプランク定数など素粒子の振る舞いを規定する値を設定する量子演算プログラムであることが判明した。現在の量子コンピューターでは性能的に処理できないが、演算能力が進歩すれば、このプログラムでコンピューター上にこの世界と全く同じ物理法則を持った仮想空間を構築できるという。

 解析中のホログラフィック光にはテキストデータと音声データが合わせて8本含まれており、それぞれに「離心病」「人類滅亡」などの名前がつけられていた。全文の解読にはなお時間が要するとみられるが、解読したテキストの文言からは、(1)人類は離心病という伝染病のまん延によって滅亡(2)この現実世界は上位世界のコンピューター上に存在する仮想空間であることを示唆しているという。

 音声データの解析は進んでおらず、チームでは動画サイト「ユーチューブ」に音声データを公開。ノイズのような音声について、広く解析を呼びかけている。



 解析を担当する極光輝子教授は「『この現実世界はコンピューター上に作られた仮想空間である』と主張するシミュレーション仮説は、仮説から実証の段階に入った。世界の真実に迫る日は近い」と興奮気味に語る。

 データ流出の経緯や意図は不明だが、極光教授は「この世界が仮想空間だと気付かせるため、上位世界の管理者がオーロラにカモフラージュさせたのではないか」と指摘する。解析中のデータには「納期に間に合うわけねえだろ」「誰だよ、こんなクソコード書いたやつ」など、プログラマーの恨み節とも受け取れる文言も含まれており、上位世界の待遇改善を訴えるため、何者かが意図的に情報を流出させた可能性もあるという。

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