「見分けつかない」 ゲーム「ぷよiPhone」、ツイッターで話題 これは嘘ニュースです
パズルゲーム「ぷよiPhone」
制作したのは、システムエンジニアの「五爺」さん。「人気パズルゲームの『ぷよぷよ』と、人気スマートフォンの『iPhone』を融合させれば、相乗効果で大人気になるのではないか」という、安直な着想から15分で作り上げ、1日に公開した。
上から落ちてくるiPhoneを4つつなげて消していくルールで、登場する機種は「iPhone XS」「iPhone XR」「iPhone 11」「iPhone 12」「iPhone 13」の5種類。
初心者向けの「やさしい」では、ノッチと呼ばれる画面上部にある黒帯の大きさ、背面カメラの数や配置など、本体の形状から区別しやすい「X」「12」「13」の3機種しか出てこないが、上級者向けの「むずかしい」では、「XS」「11」「12」「13」の大型版「Max(Pro Max)」と、「12」「13」の小型版「mini」がそれぞれ加わった全12機種が落ちてくる。
公開当日、五爺さんが「最近のiPhoneは変わり映えしないと言われますが、こうして並べてみると全然違いますね」と、自身のツイッターでゲームを紹介したところ、「全部同じじゃないですか」などのコメントが次々と寄せられ話題に。ゲームが遊べるサイトへのアクセス数は、1日だけで150万件を超えたという。
「ぷよiPhone」が注目を集めたことについて、スマートフォンに詳しい京都情報技術総合研究所の坂本義太夫所長は「iPhoneのデザインが完成形に到達した証だろう。IT系ニュースサイトも、新型iPhoneの予測記事を、飽きもせず配信し続ける無意味さに気付くべき時期ではないか」と話す。