Kyoko Shimbun 2020.06.09 News

テレパシーに目覚める会社員が急増 「接触」禁止で能力開花 これは嘘ニュースです

テレパシーを獲得する会社員が急増している
 相手の心に直接語りかける超能力「テレパシー」に目覚める会社員が急増している。社員間の接触を避けるコミュニケーションを続けた結果、新たな能力を開花させているようだ。

 超能力者の資格認定を行う日本サイキック協会によると、同協会がテレパシーの有資格者として認定した人は5月末の時点で30万人を超えた。その大半が会社員だという。昨年の認定者は215人だった。

 急増の理由は、新型コロナウイルスの拡大をきっかけに、社会的距離の確保の徹底が呼びかけられたためとみられる。5月中旬に第1種テレパシー保持者の認定を受けた会社員の男性(25)は次のように念じる。

 「私の会社ではテレワークが認められなかったので、緊急事態宣言中も出社しなければなりませんでした。その上、感染を防止するために『5メートルの間隔確保』と『社員間の会話禁止』という社内規定ができたせいで現場は大混乱。最初は身振り手振りだけでやり取りする伝言ゲームのような状態の試行錯誤が続きましたが、みんな相手を理解しようと必死だったので、1カ月も経たないうちにテレパシーが身に付きました」

 同協会の由利会長によると、集団内で特定の能力に目覚めた人が臨界数を超えると、突然集団全体に能力が伝播する「100匹目の猿」現象が起こるという。「マスクで口元が隠れたり、インターネット回線が遅延したりするなど、従来のコミュニケーション手段が取りづらくなった結果、代替手段としてテレパシーの獲得が促されたのではないか」と推測する。

 テレパシーの獲得は、今のところ会社を中心とした小規模な集団内で起きているが、今後母数が拡大すれば、日本人や人類全体にまで波及する可能性もある。新型コロナウイルスの流行は人類の潜在能力を引き出す大きなきっかけになりそうだ。

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