Kyoko Shimbun 2019.08.08 News

「無限ピーマン」処分難航 分裂、また分裂… 千葉電波大開発 これは嘘ニュースです

千葉電波大農学部が開発した無限ピーマン
 千葉電波大学農学部が今月開発したピーマンの新品種「無限ピーマン」の処分が難航している。同大では学生を総動員して処分に取り組んでいるが、「食べても食べても一向に減らない」と関係者にも焦りの色がにじむ。

 無限ピーマンは同大農学部の栗山饅主教授がプラナリアの遺伝子をピーマンに組み込んで作成した。果実が成長すると、その後は10分ごとに分裂を繰り返すのが特徴だ。

 栗山教授によると、無限ピーマンの栽培に成功したのは今月3日。バイオハザード(生物災害)を避けるため、育てた無限ピーマンは全てその日のうちにオイスターソース炒めにして学生たちと食べたという。しかし、5日午前9時ごろ、ビニールハウスを訪れた学生がハウス内にうず高く積みあがったピーマンの山を発見。同大教務課に通報した。無限ピーマンを収穫・調理した際、見逃されたピーマンが分裂を繰り返したとみられる。

 連絡を受けた同大では、学内の全学生と学生食堂の調理師を招集。現在も積みあがったピーマンの調理処分を昼夜問わず総動員で続けているが、学生の中にはピーマン嫌いも多く、ハウス内には依然数万個のピーマンが積みあがっている状態だ。このまま分裂が続くと、数日以内に千葉県全体がピーマンで埋め尽くされる恐れもでてきた。

 大学関係者によると、学長が学内での対応が不可能と判断し次第、県を通じて陸上自衛隊に災害派遣を要請する方針。生物災害に対する自衛隊の災害派遣適用は史上初めてとなるが、自衛隊員にもピーマン嫌いが多いため、解決するかどうかは依然不透明な状況だ。

 千葉電波大学による無限野菜事故は今回が3度目。昨年12月には下水道に流した無限もやしが配管に詰まったことによる断水事故を、また今年5月には無限キャベツの栽培放置で県内の植生や生態系を乱す事故も起こしている。

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