Kyoko Shimbun 2019.02.25 News

「日金火水木月土」 月曜の憂鬱和らげる新カレンダー試作 これは嘘ニュースです

能率経営研究会が試作した「憂鬱軽減カレンダー」
 企業経営者や経済学者らでつくる能率経営研究会は24日、月曜日特有の憂鬱症状を改善するため、月曜日と金曜日を入れ変えるなどの工夫を凝らした「憂鬱軽減カレンダー」の試作品を公開した。

 日曜日の夕方ごろになると、翌月曜日に通学や出勤を控えた学生や会社員の気分が急激に落ち込む現象は「ブルーマンデー症候群」、日本では「サザエさん症候群」の名前で知られている。

 研究会では、こうした倦怠症状が起こるメカニズムついて調査研究を重ねた結果、月曜日がカレンダー上で日曜日と隣接していることによる気持ちの落差が不安感や憂鬱を生み出していると推測。平日の中で最も気分が落ち込む月曜日と、逆に最も気分が軽くなる金曜日を入れ替えて「日金火水木月土」と並べることで、平日全体として不安感を平準化できるとしている。

 さらに、これらの成果を踏まえた「憂鬱軽減カレンダー」を試作。日曜日の翌日に金曜日を配置するだけでなく、平日を全て赤色で記した点も大きな特徴だ。平日を祝祭日だと錯覚させて、気分を落ち着かせる効果が期待できるという。

 実際にこの憂鬱軽減カレンダーを試用した人の98%が「月曜日に対するネガティブな印象が減った」と回答した。

 研究会では「土日も赤色に変えれば休日出勤を促せるのではないか」という意見があがったほか、政府にも働き方改革の一環として、新元号のタイミングに合わせて正式な暦としての採用を働きかける方針だ。

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<BOOK>月曜日が楽しくなる幸せスイッチ

 「サザエさんシンドローム」というフレーズを聞いたことはありませんか? それはアニメ「サザエさん」の放送が近くなる日曜日の夕方頃から、急に気分がブルーになってしまう状態のこと。皆さんも一度は体験したことがあるはずです。なぜそんな感覚に陥ってしまうのか。それは「私たちの意識が整っていない」から。それゆえに日々の中で、「長続きしない幸せ」(お金・モノ・地位など)を追い求めてしまっていることに原因があったというのです。

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