Kyoko Shimbun 2018.09.19 News

「死後の世界」の存在証明? 証言、具体的で一致 千葉電波大 これは嘘ニュースです

スティーブ・ジョブズ氏は2011年に亡くなった
 亡くなった人が住んでいるとされる「死後の世界」が実際に存在する可能性がある――。千葉電波大学宗教学部の研究グループがこんな研究結果を報告した。死後の世界を垣間見た人が共通して特定の人物と会ったと証言しており、その内容も具体的で一致しているという。論文は英科学誌「サイエンス・オブ・ザ・デッド」オンライン版に掲載された。

 死後の世界を科学的に裏付ける研究はこれまでのところ存在しない。だが一方で、臨死体験者や宗教者が語る「あの世」には、国籍を問わず「明るいトンネル」や「大きな河」といった共通するモチーフが存在するのも事実だ。

 研究グループでは、このような体験談を大規模に収集するため、SNS上にある日本語の書き込みデータから、死後の世界に関する発言を過去10年分にさかのぼって分析した。分析対象となった書き込みの総量は30億件近くに達したという。

 分析の結果、あの世に関する体験の84%で「光に包まれる」など光に関する発言がみられた。以下、「故人に会った」「仏様(神様・天使)を見た」「三途の川のほとりにいた」などの体験が続く。

 2番目に多かった「故人に会った」経験では、「亡くなった知り合いから『まだ来る場所ではない。帰りなさい』と諭された」という内容が最も多かった。しかし、実際に会った人物としては「ジョブズ」が群を抜いて多く、「家族」「ペット」「友人」といった身近な人物を合わせた数をも上回った。

 「ジョブズ」とはiPhone(アイフォーン)の生みの親として知られるアップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏。毎年秋になると「あの世でジョブズが激怒している」「天国でジョブズが嘆いている」など、生前ですら会ったことのない人物にあたかも実際に会って話を聞いたかのような書き込みが急増する傾向があるという。

 iPhoneは2011年にジョブズ氏が亡くなったあと「片手で扱えないほどの大型化」「飛び出たカメラレンズ」「複雑な操作体系」など、氏が生前に否定していたデザインや機能を続々と採用してきた。

 死後の世界の様子については、これまで光や水など漠然としたモチーフばかりが語られてきたが、ジョブズ氏の様子を目撃した人の証言が、「激怒」「落胆」と具体的で共通していることから「死後の世界が実在する可能性が高い」と結論付けている。

 死後の世界について詳しい京都大学スピリチュアル学部の坂本義太夫教授は「欧米人が対象の先行研究では、ジョブズ氏に会った人は極めて少ない。日本人だけが氏の霊に取り憑かれているのではないか」と指摘する。

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<BOOK>花・死人に口なし 他7篇

 19世紀末ウィーンを体現する作家シュニッツラー(1862-1931)。彼は、愛し、悩み、裏切られ、死んでいく人間たちを倦むことなく描き続け、人生の儚さをメランコリックな情調を漂わせて印象づけた愛欲の作家、情緒の作家であった。表題作の他に、「ギリシャの踊り子」「盲目のジェロニモとその兄」「情婦殺し」など9篇を収録。

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