Kyoko Shimbun 2018.01.29 News

次世代気象衛星「ひなげし」、デコ撮影機能搭載へ これは嘘ニュースです

デコ撮影機能で加工した日本列島
 気象観測衛星の研究開発に取り組む気象観測事業団は28日、3月にも打ち上げを予定している次世代気象観測衛星「ひなげし1号」にデコ撮影機能を搭載すると発表した。無味乾燥な衛星写真に模様やスタンプなどを添えることで、親しみやすさの持てる写真作りが期待できるという。

 静止気象観測衛星ひなげし1号には、赤外線など可視光以外の波長も観測・撮影できるカメラやセンサーを合計64種類搭載することが決まっている。また、空間分解能も最大20センチ四方まで細分化。屋外プールのシャワーを降雨として観測できるほどの精度に達するという。

 新たに搭載が決まったデコ撮影機能では、宇宙空間から撮影した衛星写真におしゃれなフレームをつけたり、ハートや手書き風の文字を付け加えたりできる。カラーフィルターも多数取り入れ、古ぼけた時代写真風、油絵風などさまざまな雰囲気で衛星写真が楽しめる。また過疎化の進んだ限界集落やシャッター商店街など、上空から見た目が良くない地上写真を自動で加工修正してくれる美地肌機能も取り入れた。

 デコ撮影機能を加えた理由について、事業団の雪田由紀さんは「スマートフォンのカメラアプリが流行しているのは、カメラの性能向上でシミやしわといった写したくないものまで正確に写るようになったから。人間だけでなく、国土もインスタ映えするような美しい国にしたい。盛った衛星写真を通じて天気と国土に親しみを持ってもらえれば」と説明する。

 ひなげし1号には自撮り用インカメラ2基も搭載される予定。打ち上げまで残された時間はデコ機能の充実に全力を注ぎたいとしている。

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