ダイコンの大幅軽量化に成功 レンコン遺伝子導入 これは嘘ニュースです
レンコンのような空洞を持つレンダイコン
レンダイコンは、ダイコンにレンコンの遺伝子を導入して掛け合わせてできた新種の根菜。中身のつまったダイコンは、約1キロにもなるその重さから、運搬にかかる負担が大きく、また農業従事者の高齢化が進むにつれ、収穫の面からも、ダイコンやカボチャなど重量級野菜の軽量化は農業関係者にとって喫緊の課題となっていた。
レンコンの遺伝子を組み込んだレンダイコンは、内部にレンコン状の空洞を持つため、見た目を変えないまま、最大で62%の軽量化に成功した。普通のダイコンと同じ土壌で栽培できるため、価格も同程度になる見込み。
重量あたりの価格が上昇することから、会見では「実質的な値上げではないか」という質問が出たが、開発を主導した蓮根未来助教は「『大きくて食べきれない』『重くて腕が疲れる』という消費者の声を反映させた」と説明する。
新野菜レンダイコンは、野菜価格高騰にあえぐ家計へのとどめの一撃となりそうだ。