校内で476点盗んだ疑い 18歳男子高生を逮捕 これは嘘ニュースです
476点が盗まれる事件が起きた都内の高校
少年は16年12月上旬、同級生10人の2学期期末考査から、英語表現や日本史Bなど6教科計476点を盗んだ疑いがある。12月下旬、成績処理に当たっていた教諭が、期末考査でマイナス点を取った生徒が複数いることに気付き、窃盗が発覚した。
捜査3課では、期末考査の日本史Bでただ一人満点を超える209点を取っていた少年に2月下旬から事情を聞いていたが、当初は「ものすごくがんばった結果だ」と否認。しかし、その後容疑が固まったことから、3月の卒業を待って逮捕に踏み切った。現在は容疑を認めているという。
同級生によると、少年の成績は良くなかったが明るい性格で、1日の卒業式では卒業生代表として答辞に立ち「立つ鳥跡を濁さず」と決意を述べていた。
調べに対し、少年は「卒業するためどうしても点数が必要だった。多人数から少しずつ盗めば気付かれないと思った」と供述しているという。担任によると、少年は1学期に日本史と数学の単位を落としていた。盗難に遭った同級生の1人は、苦手な数学で37点盗まれた結果、単位不足を理由に留年を言い渡されており、卒業式当日は在校生代表として涙交じりに送辞を読み上げていた。