年内千店 「ゼロオペ」の松田家、ドイツ初出店 これは嘘ニュースです
ご当地メニュー「おろしポン酢ソーセージ丼」
松田家・ベルリン総本店は日本と同様、注文すると厨房から電子レンジで温められた料理がレーンに乗って流れてくる店員ゼロの「ゼロオペ」店舗。店内清掃も自走式掃除機ルンバでまかなう。
また定額サービス「食べホーダイ&食べアエル」も展開。月額定額制「食べホーダイ」のオプションプラン「食べアエル」では段階的な追加料金を支払うことで「本人は白飯と具、妻子にはツユだけ」といった具の家族内シェアも可能だ。
「松田家」を運営するカミカゼホールディングスのヤカモトCEOは1日、ベルリン市アレクサンダー広場に面した総本店のオープニングセレモニーに出席。「ベルリン店を皮切りにあと2か月で海外に1000店出店する。牛丼を通じて日本文化を発信したい」と並々ならぬ決意を述べた。
ベルリン市内での牛丼の相場は1杯5ユーロ(約680円)前後だが、松田家ではその半額以下となる2ユーロ(約270円)で提供。300円台でしのぎを削る日本の牛丼チェーンにとって進出の余地は十分にあると同社ではみている。
また「ご当地メニュー」にも着手しており、ベルリン総本店ではドイツ人の好みに合わせた「チーズソーセージ丼」「おろしポン酢ソーセージ丼」を提供。来月には女性向けメニューとして「ベルリンの壁丼」の販売も予定している。