Kyoko Shimbun 2014.10.20 News

年内千店 「ゼロオペ」の松田家、ドイツ初出店 これは嘘ニュースです

ご当地メニュー「おろしポン酢ソーセージ丼」
 無人牛丼店「ゼロオペ」や定額サービス「食べホーダイ&食べアエル」など独自サービスを相次いで発表してきた牛丼チェーン「松田家」が1日、海外初出店を果たした。アジア地域を中心に展開する競合他社と異なり、最初に選んだのはドイツ・ベルリン。初日には開店前から300人以上が行列をつくり、その関心の高さをうかわがせた。

 松田家・ベルリン総本店は日本と同様、注文すると厨房から電子レンジで温められた料理がレーンに乗って流れてくる店員ゼロの「ゼロオペ」店舗。店内清掃も自走式掃除機ルンバでまかなう。

 また定額サービス「食べホーダイ&食べアエル」も展開。月額定額制「食べホーダイ」のオプションプラン「食べアエル」では段階的な追加料金を支払うことで「本人は白飯と具、妻子にはツユだけ」といった具の家族内シェアも可能だ。

 「松田家」を運営するカミカゼホールディングスのヤカモトCEOは1日、ベルリン市アレクサンダー広場に面した総本店のオープニングセレモニーに出席。「ベルリン店を皮切りにあと2か月で海外に1000店出店する。牛丼を通じて日本文化を発信したい」と並々ならぬ決意を述べた。

 ベルリン市内での牛丼の相場は1杯5ユーロ(約680円)前後だが、松田家ではその半額以下となる2ユーロ(約270円)で提供。300円台でしのぎを削る日本の牛丼チェーンにとって進出の余地は十分にあると同社ではみている。

 また「ご当地メニュー」にも着手しており、ベルリン総本店ではドイツ人の好みに合わせた「チーズソーセージ丼」「おろしポン酢ソーセージ丼」を提供。来月には女性向けメニューとして「ベルリンの壁丼」の販売も予定している。

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