シャープ、なぜか風吹く扇風機「クライン」 これは嘘ニュースです
クラインは電源すら必要としない
クラインは、円盤状の本体にコントロールパネルのみを備える。パネル上には風量やリズム、首振り、タイマーなどの設定ボタンがあるが、肝心の風を発生させる動作部に相当するものは見られない。だが、スイッチを押すとどこからともなく風が吹く仕組みだ。
昨今の省エネ志向から、エアコンと扇風機を併用する生活スタイルが普及しつつあり、特に英家電メーカー・ダイソン社が発売した羽根のない扇風機「ダイソンクール」は高価格帯にもかかわらず、その優れた静音性から、サイクロン掃除機に並ぶヒット商品となった。
ファミコンとディスクシステムを合体させた一体型ゲーム機「ツインファミコン」や、電子書籍端末「ガラパゴス」など、目の付けどころが斜め上で知られる同社だが、最近では光が反射しにくい「モスアイパネル」や、コップ1杯の水を3秒で沸騰させるポットなど、どういう仕組みになっているのかよく分からない異次元技術開発を推進している。今回のクラインについても、その不可解な原理から、製品を見た技術者から「どこかの古代文明からロストテクノロジーを仕入れているのではないか」との声が挙がっているほどだ。
また近年、日本メーカーから海外への技術流出が相次いでおり、クラインについても同様の懸念があるが、同社では「我々自身もどういう仕組みで風が吹いているのかよく分かっていないので、テクノロジーロストのしようがない」とコメントしている。
発売は今冬を予定。言うまでもなくプラズマクラスター機能搭載。