ソフトバンク、決断するロボットも発売 来年2月 これは嘘ニュースです
握手を交わすペッパー(左)とジャスティス(右)
ジャスティスは高さ約1.6メートルで、ペッパーより40センチ高い完全2足歩行型ロボット。
見た目のリアリティにこだわったため、ペッパーのような柔らかい動作はできないが、表情筋を再現するため、顔の部分にシリコン製人工筋肉や200を超える可動パーツを用いることで、表情の豊かさは人間とほぼ変わらないレベルにまで達した。
特に笑顔に力を入れたことで、ペッパーの表情認識機能では78点を記録。「目が笑っていない」という弱点はあるものの、ロボットとしては非常に高い水準にあるという。
だが、今回ジャスティスを企業向けとしたのは、その最大の特徴である「決断力の高さ」にある。
同社が独自開発したクラウドAI(人工知能)により、企業が抱える様々な案件を瞬時に処理。事業に関するデータを同社が運営するサーバーに送信すれば、同社が過去に行ってきた膨大な事業案件から生成した評価関数を用い、成功する可能性が高い事業については「やりましょう」と判断を下す。裁断に要する時間は長くても5分程度で、これは一般企業の3万倍、官公庁の20億倍ほど速い。
同社ではこの技術を10年以上前から利用しており、米通信事業への参入や、中国のIT企業アリババ・グループへの出資なども、このクラウドAIの判断に基づいていたという。
価格は1体216万円(税込)だが、30年間のサービス利用継続を条件にした「ホワイトプラン(j)」に加入すれば実質0円で購入できる。それ以外の費用として年1回のメンテナンス料は必要になるが、別途オプションパーツなどはもう毛ない。