エアコン完備 屋内運動会への移行進む これは嘘ニュースです
エアコン完備の屋内運動会
東京・八王子市にあるキリスト教系保育園「マキャベリガーデン」では、1日、今年完成した体育館で初めての屋内運動会を開催した。「目的のためなら手段を選ばない」を教育方針に掲げる同園では、毎年練習中にすり傷や打撲などけがをする園児が絶えなかったことから、今年からけがを減らすため、屋内での運動会に切り替えた。
裏地にクッション性を備えた人工芝を敷き詰めた屋内会場はエアコンも完備。この日市内では最高気温が33度まで上昇する6月としては異例の真夏日だったが、室内は常時16度に保たれており、快適な環境の中、赤組白組に分かれて競技が行われた。
第1種目の1600メートル走では赤組の4歳の男の子が途中転倒したが、そのままレースに復帰。1周50メートルのトラックを32周無事完走した。男の子のひざは笑っていたが、すりむくことはなかった。また最も転倒しやすい競技のムカデ式二人三脚でも、両チーム誰も完走できなかったものの、けがをした園児はいなかった。
なお、同園の教育方針のためか、競技の達成よりライバルへの妨害が重視されたことで、時間内に全プログラムが終わることができず、結局運動会は8年連続の引き分けに。
同園によるとこの日の運動会でのけが人はゼロ。だが翌日汗で体を冷やした園児46人が風邪で欠席したという。