Kyoko Shimbun 2014.06.02 News

「ああああ」「一番目」…… 投げやりネームに賛否 これは嘘ニュースです

 当て字や難読漢字を多用した「キラキラネーム」と呼ばれる命名に賛否が分かれる中、昨今「ああああ」や「一番目」などといった安易な名前での出生届が全国的に相次いでいるという。このような「投げやりネーム」浸透の背景に迫った。

 名古屋市に住むTさん(19)は、今年2月に生まれた娘に「し」と名づけ、市に出生届を出したところ、「子どもの福祉を害するおそれがある」として不受理とされた。「し」と名付けた理由について、Tさんは「一画のひらがななら、将来書類に名前を書きやすいと思った」と話す。それ以上の理由はないという。

 読みにくい当て字や難読漢字を多用した「キラキラネーム」については、親権の濫用ではないかという批判がある一方、子どものためを思って名づけていると擁護する声もある。

 だが最近、Tさんのように安易な理由で子供に命名する親も増えてきているという。本紙が総務省に問い合わせたところ、過去3年間で命名を理由に出生届を不受理にした事例は261件。その中には「ああああ」といったゲーム開始時にAボタンを連打したような名前や、「一番目」「その一」のような番号を割り振ったもの、また「右」「左」と命名されかけた双子もいた。

 命名権の扱いについて、総務省は「卑猥、難解など不受理とする基準がないわけではないが、厳格な法的制限はないため、最終的には親の良識に任せるしかない」と話す。

 「し」が不受理となったTさんはその日の夜、再度名前を考え直し、翌日「つ」で出生届を再提出。こちらは無事受理された。

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 「愛」とか「希望」なんて言葉、なんの慰めにもならない。「希望」を見つけたければ、「絶望」を味方にすることだ。その時に知るだろう、真の「希望」とは「自分」だということを。

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